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ハウスメーカー、工務店、設計事務所
こんにちは。涼です。今日は、ハウスメーカー、工務店、設計事務所を選ぶポイントを解説していきたいと思います。まず、家つくりをしようとしたとき、最近ではsnsなどを見てから住宅展示場に行ったり、問い合わせたりしているケースが多いと思います。はじめはそれが良いと思いますし、空間イメージをするためには色々みて判断した方が良いかと思います。その後にハウスメーカー、工務店、設計事務所を選定していくことになると思うのですが。ハウスメーカー、工務店、設計事務所の違いがわからない方も多いと思います。ハウスメーカー、工務店は似たような感じで、設計事務所だけは違う感じです。簡単に解説していきます。
- ハウスメーカー
まず、ハウスメーカーですが。ハウスメーカーは基本的に工法(工法については後日解説いたします)であったり、プラン、性能、機能性のプランが標準で決まっているケースが多いです。その分、施工基準の安定、工期の短縮、性能の安定性は高いと思います。(性能についてはまた解説しますが)構造に関しても、耐震等級認定をとっているハウスメーカーが多いので、耐震等級3も簡単に取得できます。ただ、プランも何パターンの中から選ぶケースも多くなってきていて、完全注文住宅の場合は、グレードアップになったり、性能の安定性が低くなったりしていて、自由度はそこまで高くないのかなと思います。それと、申し込みするまで、プランを描いてくれないハウスメーカーもあるみたいで、展示場はなかなか良かったけど、プランがないので話が進まないケースをあるようです。コスト面に関しては、ローコストでがんばってられるハウスメーカーや高級志向なハウスメーカー色々ありますので、一概に安い、高いということはできません。向いている方としましては、打合せ回数が少ない方が良い方。大手メーカーで安心感が欲しい方。安定した性能が欲しい方。ローコスト住宅が希望の方。と、いった感じになります。一般的にローコストで比べると、工務店よりもローコストハウスメーカーの方が安いと思います。
- 工務店
工務店もハウスメーカーに似たようなところがありますが。完全注文住宅ですので、工法、プランともに自由度の高いものができます。ただ、完全注文住宅ですので、性能の安定性は工務店によって差が出ることが多いです。なので、知識のない方でしたら、なかなか、優良工務店は探しにくいのが現状なのかもしれません。ただ、優良工務店にあたれば、コストも良心的ですし、性能も抜群ですし、調べまわる価値はあると思います。価格に関しては、ローコストハウスメーカーより安く施工できる工務店は稀だと思います。向いている方としましては、完全注文住宅で良心的な価格を希望する方。打合せの回数が多くなっても、希望通りに家つくりを行いたい方。と、言った感じになります。
- 設計事務所
設計事務所は実際に工事をするわけではないので、設計した後に工事が図面通りに進んでいるかチェックをしてくれる感じになります。工務店とは違って、設計事務所で図面を書いてもらうと、施工業者を決めるために入札になることが一般的です。その中で一番札をとった業者が施工することになることが多いです。なので、設計料として別途料金を払った場合でも、入札になることでコストを抑えることは可能です。ただ、工務店などの施工業者の立場では、クセの強い設計士の監理では仕事をしたくないという業者も多いので、私の見立てでは、コストを抑えれたということは限りなく少ないと思います。実際、私の会社にも入札の依頼が来て、札を入れて落札させたことは何度もありますが、その設計士の仕事はしたくないと思い、結構高値でいれているのに、落札できてしまうことも少なくありません。なので、デザイン重視で『この設計士に図面描いてもらいたい!!』という願望が高いのであれば設計事務所に依頼するという形になります。向いてる方としましては、デザイン重視の方、憧れの建築士に設計してほしい方。といった感じになります。
これが、ハウスメーカー、工務店、設計事務所の違いです。自分に向いているところを探すのが一番のポイントですね。
以上、ハウスメーカー、工務店、設計事務所でした。ありがとうございました。
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土地選びのコツ
こんにちは。涼です。
今日は、昨日話した内容の中での一つ、土地選びについてのコツを解説していきたいと思います。現代社会において、土地もある程度ネットで調べられる時代になりましたので、自分の住みたい地域で検索かければ、どんな土地があるかと、その地域の土地の価格の相場がわかると思います。ネットの販売情報でチェックするべきポイントをあげます。
- 坪単価と坪数
- 土地の間口の広さ
- 前面道路の幅員
- 用途地域や防火地域
- 建蔽率(けんぺい)と容積率
- 給水、排水設備の状況
- 土地の所有者は誰か。
と、いったところをチェックすると良いかと思います。チェックしていきたいと思います。
- 坪単価と坪数
これは一番チェックしやすい項目かと思います。まずは、トータルの金額が予算内であるかどーかですが、トータルが予算内であっても、極端に坪数が小さい物件もあるので、チェックしてみましょう。
- 土地の間口の広さ
これは道路に接している部分のチェックになります。極端な話、今の建築基準法だと、土地が道路に接している距離が2mないと建物を建てることができません。滅多にないですが、現状が田、畑の場所はチェックする必要があります。あと、車をお持ちの方ですと、土地に車を何台停めたいかということになりますので、チェックは必要です。一台で必要な幅は2.5mから3mになります。
- 用途地域や防火地域
- 建蔽率と容積率
用途地域というのは、その地域や場所によって決まってる事項があります。例えば第一種低層住居地域や商業地域といったものがあります。極端な話、工業専用地域では、住宅を建てることはできません。また、その地域によって法律も変わってくるので、高さの制限や面積の制限があります。それが、建蔽率や容積率です。その土地ひどれだけの面積が建てれるかということが決まってるので、建蔽率が小さい地域であれば、余裕のある土地を選ばなくてはないません。あと、防火地域というものがありここは、建てることに関しては問題ありせんが、厳しい地域であれば、今後の建築費用が高くなってしまう可能性があります。
- 給水、排水設備の状況
まずは、その土地に給水や排水設備があるかというチェックです。あれば問題ないですが、購入後に引き込みの場合では、土地価格の他に引き込みの費用がかかってしまう場合があります、地域によっても差がありますが、安いものではないので、予算が決まってる場合はチェックしましょう。また、地域に下水ますの引き込みがなく、浄化槽によって処理するしない場合は別途費用がかかりますので、注意しましょう。
- 土地の所有者
ここは、土地の所有者が不動産屋さんの場合があり、その場合仲介手数料は不必要になり、ラッキーなので軽くチェックしておきましょう。
以上が土地の選ぶポイントです。簡単に説明させていただきましたが、なかなか色々あり、知識のない方では自分で決めることは難しいと思います。なので、良さそうな土地がありましたか、専門的な方に相談するのが良いかと思います。
次回はハウスメーカー、設計事務所を選ぶコツです。
以上土地を選ぶコツでした。ありがとうございました。
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家つくりの始め方
こんにちは。凉ちんです。昨日の家造りの概要から、今日はどのように家造りをしていけばいいかのアドバイスになります。まず、家造りの始め方の考えとして、ぼんやりやsnsなどをみて、どんな家に住みたいかなー。どの地域に住みたいとかを考えることが大事ですね。それは、本当にぼんやりで大丈夫です。その後に実行することですが、ここは分かれると思いますが、目指すものから伝えます。
- 土地の選定
- ハウスメーカー(工務店)設計事務所の選定
- 金融機関の選定
おおまかに、この3点が決まれば家造りの起点はできます。どのような流れで決めるかは、
- それぞれを自分で決める
- ハウスメーカーでまとめて決める
- 紹介所(サイト)にて提案をもらう。
の3パターンが一般的かと思います。今日はどの流れが良いのかということについて、アドバイスさせていただきます。どのパターンもメリット、デメリットありますので、絶対これだ!!ということはないですが、それぞれのパターンについて、解説させていただきます。今回はメリット、デメリットを説明させていただきます。選定していくポイントは長くなるので、次回から順次説明させていただきます。
- それぞれを自分で決める。
これは、自分で土地、ハウスメーカー、金融機関を決めるという流れになります。メリットとしては、全てを自分で決めるので納得はできる可能性が高い。デメリットとしては、選定する方法も多くなるので、期間は長く要する。適して方としましては、ある程度の知識と時間はたつぷりある人になります。流れとしましては、土地を決めて、その土地に入るプランなどをみてハウスメーカーを決める。その後にハウスメーカーの見積、土地の金額に合わせて、金融機関を決めるということになります。自分主導で動けるので、競合も自分で決めれますし、納得のできるマイホームをできる可能性は高いです。ハウスメーカー選定する方法もいろいろなパターンが可能ですし。ヒアリング形式の選定方法(コンペ)も可能です。ただ、ある程度の知識は必要ですし、学ぶの要する時間は必要です。知識不足の状態で自分で選定していくと、逆に危険なパターンになる可能性もあります。それと、また一からやり直しってことも多くなるので、全て選定の時間だけで、土地があったり、ハウスメーカーが事前に決まってる場合は別ですが、最低3ヶ月から6ヶ月はかかると思います。
- ハウスメーカーでまとめて決める。
ハウスメーカーの展示場や問い合わせにより、ハウスメーカーを元に決めていくといった流れです。メリットとしては、自分の理想のハウスメーカーを選定するだけで、あとはハウスメーカーが提案してくれるので、選定する労力は軽減できる。デメリットとしては、ハウスメーカーと提携先の不動産、金融機関の紹介になるので、実際にお得かということはわからないことが多い。適している方は、家にはこだわりが強いが土地や金融機関の知識がない方。この流れは、ハウスメーカーの展示場に行き、気に入ったら他の、金融機関や土地の提案をもらうということです。snsやホームページで問い合わせて、展示場に行き、お気に入りになれば、はなしを進めていくというパターンになります。打合せがハウスメーカーだけで良くなので、ハウスメーカーとの打合せだけに集中できるが、ハウスメーカー主導になりがちになるので、注意が必要です。ポイントとしては、ハウスメーカーの営業担当の方と相性が良いかということを考慮していただきたいです。ハウスメーカーは営業担当次第で納得いかいかないかが決まったりすることが多いので、展示場は気に入ったが営業担当との相性が悪いといった場合は、営業担当を変更してもらいましょう。
- 紹介所により提案をもらう。
この流れは最近多くなってきた流れでまずは紹介所にいき、土地、ハウスメーカー、金融機関の候補をいくつかもらいその中から選定していくという流れになります。メリットとしましては、知識がないので家造りの始め方としては理解しやすい。デメリットとしましては、現在は紹介所の数が少ない。適している方は、とにかく何から取りかかって良いかわからない方。いきなり家造りをしようとしてもほとんどの方は何から取り掛かって良いのかわからないと思います。そのような方にピッタリなパターンが紹介所で提案してもらうという形になります。雑談からヒアリングを行い、資産のプランや適しているハウスメーカーを紹介してもらえ、また、知識も増えていきますので流れがスムーズですし、納得いく形で選定できるケースが多いです。ただ、注意するポイントとしましては、結局は紹介所の運営を工務店が行ってるパターンが多いので、100%信用することはないようにしていただくのが良いかと思います。紹介所サイトには運営が載っていますし、その部分だけでも調べてから行っていただければ問題ないかと思います。それと、工務店が運営している紹介所であっても、優良工務店が多い気がします。
今日はザッと流れのポイントだけ話させていただきました。次回からは、土地、ハウスメーカー、金融機関のポイントについて話ししたいと思います。
以上、取り掛かりの流れのポイントでした。ありがとうございました。 -
マイホームについて
第1回目は何のコンテンツが良いかなと考えました。本当は本質を深堀するような内容が良いのでしょうが、まずはマイホームについて概要から話していこうと思います。
建築会社を経営して、マイホーム希望のクライアントと打合せ時に、『なぜ、家を建てようと思いますか?』という質問に対して。
- 子供が増えてきたから
- 子供の入学のタイミングで。
- 結婚のタイミングで。
- 集合住宅住まいでマイホームが夢だった。
- 親世帯との同居から出たいから。
と、いった理由が多いです。個人的な意見では、建てる理由は何であれ、マイホームは一生に一度の買い物ですし、ある程度吟味して、こだわりのあるマイホームを建ててほしいと思っています。今現在では、住宅ローンは負債でしかない。という意見が聞かれます。金銭的に見れば、買った瞬間。建てて引き渡した瞬間に、住宅の価値は下がるのは間違いありません。それに、住宅ローン返済途中で売った場合、ほぼ、借金は残るでしょう。また、今度ブログにて話しますが、ある程度の経験と建設、不動産業に人脈がないと不動産投資は難しいです。マイホームの時にそこまで考えて購入する人はほとんどいませんし。素人の方には絶対おすすめできません。なので、負債になることも理解できていても、それ以上にマイホームに対してメリットの要素を確立できていまなければならないと思います、
例えば
- 集合住宅のように、騒音や子供の騒ぎ声など気を使いたくない。
- 高性能(夏涼しく、冬暖かい)の住宅にして、どの季節でも快適に過ごしたい。
- 夫婦共働きにより、平日の家事の導線を工夫してストレスのない住宅を建てる。
- テレワークに対応した間取りで家族がいてもテレワークができる住宅。
- 友達、知人を呼んでのホームパーティーをたくさん開催したい。
- 趣味があり、マイホームがほしい。
- おしゃれな感じに作りたい。
などといったように、負債をかかえるのは理解したうえで、それ以上にメリットあるマイホームを建てることが必須だと思います。ですから
- とにかく安くて良い。
- 間取りには無関心
- とにかくこだわりがない。
と、いったような方は。本当に建てるのは今のタイミングが最適か?今、建てて後悔しないか?ということをもう少し考えてみてほしいです。その中で、やはりマイホームにメリットを感じた時に、マイホームに歩んでいくのが良いかなと思います。
マイホームを建てるとなっても、何の準備から始めればよいか。というのは難しいと思います。次回はマイホームに対して準備することについて話します。
また、次回もよろしくお願いいたします。
以上、マイホームの概要でした。
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ブログをはじめます。
はじめまして涼ちんです。
2022年を迎え、新しいことの取り組みとしてブログをはじめることを決意しました。
今まで、色々発信していきたいという思いはありましたが、会社経営をしているということで、時間がないということを言い訳にして避けてきました。でも、色々考えた結果、やはり伝えていきたい。労力的にはブログが最適かな(YouTubeも会社でしてきていましたが)と思い開設することになりました。
まずは、自己紹介です。
- 現在9年間会社を経営しています。
- 1級建築士免許取得済み
- 建築会社経営
- 飲食店経営
- コンサルタント事業(建築コンサルタント)
- ライフスタイル提案事業
- もともと、起業思考が強く、建築には興味があまりなかったが、個人の起業率を調べると建設業は一番高く、進路を建築に決めた。建設会社に入社後、建設業界の華やかな部分と闇の部分の極端さを実感する。建設業での起業もそんなに簡単なものでないことも実感し、建設業での起業を諦めかけたが、1級建築士を取得することにより、起業を決意。その後現在に至る。
と、こんな感じになります。次に、なぜブログを開設するのか?ブログにより何を伝えていきたいかを説明させてもらいます。
- まず1番は、マイホームを考えている人に、私の建築的な考えやライフスタイルの考えによって、皆様それぞれが楽しい時間を過ごせようにすることが、できると思いますので、それを伝えていきたい。
- 建築において、性能、機能性、耐久性のポイント
- 建築業界の素晴らしい部分。闇も実際ありますが、そこをひっくるめても素晴らしい業種だと感じています。を通じて建築業が人気業種になってくれるように伝えていきたい。
- 経営による考えかた(コンサルの要素)により、経営の楽しさを伝えていきたい。
- あとは、日々感じたことや、プライベートなことを伝えていきたい。
と、こんな感じになります。最近では色んな人が会社に話を聞きに来ることが多くなりましたが、私自身が忙しいこともあり、あまり対応できていない状況です。その中で、毎日1時間くらいをブログの時間として取り、少しでも伝えていけたらなと思うところでございます。まだ、不慣れなところが多く、書いている最中も戸惑うことが多いので、これは苦戦しそうだなと思っていますが。毎日投稿できるようにがんばって書いていきたいと思いますので、今後もよろしくお願いいたします。
以上。自己紹介でした。